伝える中で気付かせていただいたこと

先日、あるクライアントさんとの関わりの中で私自身気付かせていただいたことがありました。

自分のためにも記事にしておきたいと思います。

クライアントさんの思いと伝え手側の思い

クライアントさんのお悩みとして、日常で緊張すると息が浅く、喉や胸で詰まる感じがあり、「力まないでいたい。」という思いがありました。

呼吸ワークや調整法を自己実践される中で、心身の調和や良い変化を感じられていましたが、「やっぱりすぐに力んでしまう。」という課題を感じられていて、先日、師から「力みをなくすために動くのではなくて、自然に動いた結果として力んでないということが大事。」とご助言をいただき、ハッとしました。

私自身を振り返ってみて、セッションなどで伝える中で「これから力まず力を通すという体験をしましょう。」という感じに始めたため、クライアントさんの中に「力まないようにしよう」ということに焦点があたり、自然に動くということを難しく考えさせてしまう結果に繋がっていました。

クライアントさんと私の中で「力まないことが大事」ということが共通課題となり、力みをなくそうとする意識が逆に力んでしまう要因となっていたことに気付きました。

クライアントさんとのやり取りの中で、私の中で「力みは良くない。」という認識があり、力みに対してフェアにみれていなかったとクライアントさんに素直にお伝えしたところ、「私も思いっきり悪いことと思っていましたので、違う視点が持てました。ありがとうございます。」と仰っていただきました。

同じワークを体験するとしても、

●今から力まず自然に力が抜けるという体験をしていきましょう。(説明→体感)

●まず色々と体験して、これが力を抜くってことです。(体感→説明)

この2つ、似ているようで全く受け手の印象が異なります。

講習で教わっていたことですが、今回クライアントさんとの関わりの中で身に染みて気付かせていただきました。

クライアントさんが腑に落ちない場合、疑うべきは伝え手側の伝え方にあることを実感しました。

大事なのは、伝え手側の思いを先行させる前に、クライアントさんをみて感じること。

私の経験を思い返すと、人前で話す時に緊張してしまう自分がいると言った時、師から「緊張してもいい、その中で自分ができることをやればいい。」と仰っていただいた時どれだけ救われたことか、思い出しました。

そのお陰で、人前で緊張した中でも以前に比べ話せている自分がいます。

緊張が悪ではなく、適度な緊張感により集中できますし、緊張が必要な時もありますよね。

物事をフェアにみることが大切だなって感じました。

最後にクライアントさんへ。

まだ力む自分がいても大丈夫です。

ご自分の良い変化も感じられているはずです。

また一緒にやっていきましょう。

よろしくお願いいたします。

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