2018年05月26日 第4回健康お灸教室

当院にて、第4回健康お灸教室を開催しました。
講義では、
- 未病治について
- 梅雨時期の傾向と対策
未病とは、病気ではないが不調を感じる状態のことを指し、この未病の段階で身体の不調として気付け、調整することは健康に過ごすために大切だと考えています。
身体からの声である些細な違和感に、気付け、素直に受け取り(認識)、行動することで、頭で考える建前や損得ではない、自分の楽を選択することであり、心身の調和に繋がります。
参加者の皆さんにもご自身の体験談を話していただいて、私も学びの機会となりました。
実技では、透熱灸を体験していただきました。
透熱灸の実技に入ると、皆さん黙々と熱心に取り組まれる姿が印象的でした。
透熱灸は半米粒大の大きさに艾(もぐさ)を捻り、ツボに対して直接的に温めるお灸です。
お灸をしながら、「思ったよりも簡単で気持ち良いから続けたい。」「家族にやってあげたい。」と嬉しい言葉をいただいたので、無理せず楽しんで続けていただけると嬉しいです。
お灸教室の魅力は、参加者さん同士で交流できるところだと感じています。
毎回少人数で和気あいあいといった感じです。
参加者さんからいただいた感想を一部ご紹介します。
〈50代 女性 まんのう町在住〉
はじめてお灸を捻れたので楽しかったです。
家でも是非やってみたいです。
いろいろな方とお知り合いになれて楽しかったです。
〈40代 女性 徳島県在住〉
自分の身体が温かさを感じるところまでというところに自分の声を聴くというのに繋がる気がして、自分だけの施術という気がしました。
薬ではなく身体を温めることで中から健康になれるお灸に益々興味が湧いてきました。
〈60代 女性 大阪府在住〉
艾を円錐に捻るのが難しかったのですが、やりやすい方法を教えて頂き、ちょっと上手になった気がします。
これが出来ると昔ながらの透熱灸がいいですね。
お灸って感じがします。
身体の声には聴こえないふりをしていきてきたかも、大切にしないと...
〈40代 女性 徳島県在住〉
健康お灸教室に参加して、お灸の楽しさや気持ち良さを改めて知る事ができました。
透熱灸は自分ではできないと思っていたけど、少量のもぐさででき、コツさえつかめば簡単で、自分で熱さを加減できることが良いなぁと思いました。
あと自分でツボをとるのが難しかった...。
これからはお灸をする姿勢でツボをとるように心がけたいと思いました。
今回は前回のお灸教室から続けての方も多く参加していただきました。
お灸が初めての方でも大歓迎です。
興味がある方のご参加、お待ちしております。
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